植ゑ替への日を間違へたかと花に問ふ北風に強く押さるるひと日
子育てが一段落した頃、「その時々の感動を残したいと考え、表現方法として短歌を選んだ」という著者。
夫をはじめとする大切な人たちへの鎮魂歌でもあるという。出会いと別れの歌集である。2013年12月刊。