白い日傘の母の面影白砂のなぎさの道は黄泉までつづき
三十代、海外旅行中の不慮の事故で夫を亡くし、ひとり子供達を育てた著者。
現し世と彼の世を往き来しているような歌、鸚哥と会話する歌もあり
不思議な世界を描き出している。2014年12月刊。装画:立嶋滋樹